妊娠するための体の器官 (女性)
女性が妊娠・出産するためには、精子と卵子が巡り会って受精卵となり、その受精卵が無事に子宮内膜に着床して育つことによって、念願の出産を迎えます。
ここでは、妊娠するために必要な体の器官についてお話したいと思います。
卵巣について
卵巣の働きについては、卵子を製造して受精に適した段階まで成熟させて、定期的に成熟した卵子を排卵したり、卵胞ホルモンや黄体ホルモンを生産して分泌する働きがあります。
また、卵巣は左右に一対ずつあり、約3〜4センチメートル程度の大きさで楕円形の形をしています。
卵管について
卵管の働きには、卵巣から排卵された卵子を子宮へ運ぶ働きがあり、精子と巡り会って受精する大切な場所です。
卵管の構造については、子宮から卵巣に向かって管が太くなります。また、卵巣付近の先端部分では、卵管はラッパのような形をして開いており、この部分で排卵された卵子を受け止めます。
子宮について
子宮の働きについては、子宮の内側にある子宮内膜に受精卵を着床させた後、出産できる状態まで赤ちゃんを成長させる重要な働きがあります。
また、受精卵が着床する子宮内膜は、女性ホルモンに反応して排卵のサイクルにあわせて厚くなり、排卵の直前には3〜4mmに、受精卵が着床する頃には7〜8mm程まで厚くなり妊娠の準備を整えます。また、妊娠しなかった場合は、不要となった子宮内膜は剥がれて月経として体外に排出されます。
子宮の構造については、西洋なしのような形をしています。また、子宮は厚い筋肉で出来ていて、その内側に小さなすき間があるという作りになっており、子宮の筋肉の内側が子宮内膜、その外側が子宮外膜と呼ばれています。
その他の働きについて
● 排卵について
卵巣内で製造される卵子は、一定の周期で成熟と排卵を繰り返します。そして、この周期をコントロールするのが、脳の視床下部にある下垂体です。この下垂体から分泌されるホルモンの影響で、卵巣が卵子を製造して成熟させ排卵します。
● 子宮頸管粘液について
子宮頸管粘液は、卵胞ホルモンによって分泌される粘液で子宮の入口付近にあります。排卵が近づくと卵胞ホルモンが多量に分泌されて、頸管粘液の分泌も増えて粘り気が増してきます。

