生理の仕組みについて
生理とは、成熟した女性に起こる体の反応で、健康な場合は周期的に規則正しく生理が起こります。そして、この生理という体の反応は、女性が赤ちゃんを妊娠するために必要な妊娠・出産するためのサイクルでもあります。
ただ、最近では、ダイエットやストレス、不規則な生活で体のホルモンバランスが崩れて生理不順の方も多いです。この生理のサイクルは、妊娠するために必要な反応ですので、生理不順になると不妊症の原因にもなります。
生理のサイクルについて
生理のサイクルとしては、卵子を育てて子宮内膜の準備をする卵胞期、卵子を排卵する時期の排卵期、そして、排卵後の黄体期があります。ここでは、それぞれの時期について解説したいと思います。
● 卵胞期
卵胞期になると卵胞刺激ホルモンが分泌されます。この卵胞刺激ホルモンが、卵巣の中にある未成熟な卵子に働きかけて成熟を促します。その後、卵胞が成熟すると、卵巣からエストロゲンというホルモンが分泌されます。このエストロゲンが子宮内膜に働きかけて、子宮内膜を厚くして受精卵が着床しやすい状態にします。
● 排卵期
卵子が成熟すると、エストロゲンの分泌が急速に増えます。このエストロゲンの量が十分に増えると、脳にある視床下部が卵子の成熟を察知して、脳下垂体から黄体ホルモンを分泌して排卵を促します。
● 黄体期
排卵が無事に終わると、卵子が入っていた卵胞は黄体という器官に変化して、黄体ホルモンであるプロゲステロンを分泌します。このプロゲステロンは、子宮内膜に働きかけて受精卵を着床しやすくし、妊娠を支援する働きがあります。
受精卵が着床しなかった場合は、黄体は2週間ほどで縮小してプロゲステロンの分泌も減少し、不要となった子宮内膜は月経として体外に排出されます。
排卵日が妊娠のチャンスです!
排卵日には成熟した卵子が排卵されるので、妊娠するための絶好日となります。ただ、この排卵日は、体調や健康状態である程度左右されるので、正確に予測することは難しいです。
また、排卵日を予測するために基礎体温表をつけるのも有効です。普通は、低温期と高温期の境目で排卵されますが、必ずしも低温期の最終日が排卵日とは言えません。そのため、見極めが難しい上に、高温期に入ったのが確認できたら、すでに排卵から2〜3日が経過していることになります。
● 精子の寿命を考えて、妊娠率アップ!
排卵日の予測は難しいですが、精子の寿命を利用して妊娠を促すことは出来ます。卵子は、排卵されてから24時間で寿命ですが、精子は、射精されてから2〜3日程は受精能力があります。この精子の寿命を利用して妊娠しやすくします。
下準備として、基礎体温をつけて生理周期を把握します。そして、「低温期の最後かな」と思う日に夫婦生活を持ちましょう。精子の受精能力は2〜3日程はあるので、1日空けてから再び夫婦生活を行います。
そうすると、女性の体内には、常に受精能力のある精子が存在しているので、卵子が精子と巡り会って受精する可能性も高くなります。

